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邦文写植機発明百年【写植とは何か⑤】

DTP

世界で一番早く実用化された写真写植機の書体開発

昭和4年(1929)に写真植字機実用機第1号完成。東西の5大印刷会社に納入されました。

レンズの次に石井茂吉(㈱写研)が取り掛かったのは、写植にあった書体の開発です。
活版印刷の活字を元にした書体は印画紙に印字するには向いていなかったのです。明朝体は縦線は太く、横線は細くなっていますが、活字の横線は細すぎて印字するととびやすくなりました。


横線をやや太くした明朝にしないとダメですが、かといって単純に活字の明朝体の横線を太くすれば、全体のバランスや文字全体の黒みが強くなります。横線を太くするのに合わせて、縦線の太さも変え、毛筆の起筆、終筆も加えなければいけません。

石井は3年かかって最初の石井明朝体を作り上げました。(えむ)

\邦人写植機発明百年日まであと/

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