時代を作った写研書体たち
1970年代に次々に創刊されたグラビア雑誌。
それらや各種印刷物に使われ、写研書体は瞬く間に日本中に広まっていきました。
「ナール」と同じ中村征宏が作った「ゴナ」も時代を作った書体といえるでしょう。「ナール」も「ゴナ」もL・M・D・DB・B・Eと各ウェイトが作られます。
ナールに続いて「石井賞創作タイプフェイスコンテスト」はいくつもの優秀な書体を生み出しました。
「スーボ」は線が丸く太っていて、点や丸や画がくい込んでいます。そのくい込みが絶妙なバランスでユニークな書体。
「ボカッシイG」は単線スクリーンのなんとも不思議な書体です。この2書体は唯一無二の書体と言ってもいいでしょう。
写研のサイトで全書体を見ることができます。(えむ)
株式会社写研
\邦人写植機発明百年日まであと/
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