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邦文写植機発明百年【写植とは何か②】

DTP

カメラの原理を応用してできた写植。仕組みはざっくりとわかりましたか(前回の記事参照)?
写植機は森澤信夫氏(㈱モリサワ)と石井茂吉氏(㈱写研)、このふたりが共同で作りました。では今回は、写植を実現するためにはナニが必要かについて説明していきます。

写植専用に作られた書体

まずは文字の元になる原稿が必要です。最初は活字を並べて印刷した清刷を撮影してフイルムにしました。けれど、活字の印刷では線がシャープに出ません。墨入れをして修正を施したりしましたが、満足する品質にはなりませんでした。そこで、後年、写植用の文字を作ることになります。

写真:文字盤原稿

フイルムのままだとペラペラなので、ガラス板で挟んで文字盤にしました。文字盤は採字のためレンズの位置にピッタリ合わないといけないので、位置の精度が要求されました。(えむ)

写真:モリサワじゅん文字盤全体
写真:モリサワじゅん文字盤の拡大

\邦人写植機発明百年日まであと/

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